...この事件の告訴人は誰ですか?...
...私は告訴人になるつもりはありません...
...彼女は告訴人として裁判に立ちました...
...告訴人の言い分を聞いてから判断を下したい...
...告訴人が訴える罪状はどのようなものでしょうか?...
...宗門に係わる訴人か」忠隣は鼠(ねずみ)色の法衣を来た僧侶に眼をやった...
田中貢太郎 「切支丹転び」
...夫の訴人を女房がしたでは...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...然るに訴人は水野新八郎と云い...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...ばてれんの訴人 銀三百枚いるまんの訴人 銀二百枚立ちかへり者の訴人 同断同宿並にかくし置き他より顕(あら)はるるに於ては――云々の文句が威脅するやうに墨黒々とそれに書かれてゐる...
長與善郎 「青銅の基督」
...強請(ゆす)っても訴人しても相当の金になったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次は同じく忠彌を訴人した本郷弓町の弓師藤四郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...訴人があつて確かだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「放火(ひつけ)の訴人は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...訴人なら番所へ訊くまでもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏様のために、音次郎を打ち殺す気になったかも知れないが、訴人する気は、毛頭なかった」蓼斎はそう言って、よく光る額を叩くのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この四郎の隠れ家を訴人して縛らせた上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いっそ屯所へ訴人してやろうかと――」「シッ――」二人は継穂もなく...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...「俺じゃない――誰か訴人をしたに違いないが...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...お前が訴人したんだね...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...「訴人する者があったし証拠も慥(たし)かめて来た...
山本周五郎 「失蝶記」
...すぐ訴人してこれへ相府の兵を迎えによこすであろう」と...
吉川英治 「三国志」
...そこで殿の申されるには、こはこれ、容易ならぬ六波羅の秘牒(ひちょう)だ、すぐ宮の候人(こうじん)殿(でん)ノ法印(ほういん)どのまで、そのほう直接、訴人となって、先にお届けに及べ、との仰せつけにござりましたようなわけで」「分らんふしがあるな」と、宮は小首をかしげて...
吉川英治 「私本太平記」
...伊那丸をかくまっているというたしかな訴人(そにん)があった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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