...別れて宵々さんを訪ねる...
種田山頭火 「行乞記」
...急に思ひ立つて佐野の妹を訪ねる...
種田山頭火 「其中日記」
...農学校の舎監室にKさんを訪ねる(樹明君は山口出張)...
種田山頭火 「其中日記」
...東北学院に青城子を訪ねる...
種田山頭火 「旅日記」
...電車賃がないから歩いて街はづれの春樹君を訪ねる...
種田山頭火 「旅日記」
...三日してまた訪ねるころには...
徳田秋声 「爛」
...一本づつ持つて牧野さんを訪ねるといふのである...
中原中也 「思ひ出す牧野信一」
...気のおけない友人の家を訪ねるのにも...
野村胡堂 「胡堂百話」
...それがこつちから訪ねる場合は...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...自分の方からすえ子を訪ねる気にもならず...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...豊岳を送つた帰途トムソンを訪ねる...
牧野信一 「サフランの花」
...その皆なの背中の袋の内には何が入っているのさ?」僕が訪ねると...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...この名は各地に窯を訪ねる人には既に親まれている呼び方である...
柳宗悦 「日田の皿山」
...予(かね)て書信だけ取り交わしていた老職を訪ねると...
山本周五郎 「日本婦道記」
...N君を訪ねるつもりでひとりブラブラと公園のなかを歩いて行ったが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...それはラテン人が訪ねる価値のある国土である...
和辻哲郎 「鎖国」
...そうして彼の部将たちを訪ねるというダルメイダにいろいろの保護を与えた...
和辻哲郎 「鎖国」
...N君を訪ねるつもりでひとりブラ/\と公園のなかを歩いて行つたが...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
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