...遂に訪ねる機会も無くそのままとなったのは...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そして結局明智の宿を訪ねることに話が極った...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...三八九第一集を持つて寥平さんを訪ねる...
種田山頭火 「行乞記」
...夜は茂森さんを訪ねる...
種田山頭火 「行乞記」
...森野老人を訪ねる...
種田山頭火 「行乞記」
...少々風邪気味で、咳が出て洟水が出るけれど、約束通り山口へ行く、先づ湯田の温泉に浸る、それから市中を散歩する、本屋を素見したり、山を観たりして、夕方、周二居を訪ねる、おとなしい句会であつた、三輪さん、山廷さん、そして奥さん、人数は少ないけれど熱心があつた、終列車で帰庵、十二時近かつた、それから火をおこし炬燵をあたゝめ、湯を沸かし餅を焼いて、食べて、そしてゆつくり寝た、独身者はなか/\忙しかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...多摩少年院に三洞君を訪ねる...
種田山頭火 「旅日記」
...朝になつたので歩いて豊田君を工場舎に訪ねる...
種田山頭火 「旅日記」
...重右衛門が訪ねると...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...アラスカ航空会社の支店を訪ねることにした...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...不意に訪ねると、幸い主人の直助も、妹のお辰も顔を揃えておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...泉原はその折の事を思出してA老人を訪ねる気になったのである...
松本泰 「緑衣の女」
...歴史家として道純の事を知っていそうだと知らせて来た外崎覚(とのさきかく)という人を訪ねることにした...
森鴎外 「渋江抽斎」
...迷う小路を縫って石工の家を訪ねる...
柳宗悦 「全羅紀行」
...何の用事があってあの山荘を訪ねるのだろう?これが分らない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...明朝訪ねるつもりであつた法月(のりつき)俊郎君方に電話をかけると...
若山牧水 「樹木とその葉」
...クビライ汗を訪ねることとなった...
和辻哲郎 「鎖国」
...そうして彼の部将たちを訪ねるというダルメイダにいろいろの保護を与えた...
和辻哲郎 「鎖国」
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