...訪ぬべき当の主(ぬし)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ましてや人を訪ぬる身でない...
中里介山 「大菩薩峠」
...仝年十一月、諸井三郎を訪ぬ...
中原中也 「我が詩観」
...彼予に語る予この日オランダ館へ来なんだら予をも訪ぬるつもりだったと...
南方熊楠 「十二支考」
...遺失者を訪ぬる道もないので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私を訪ぬるために沼津驛で下車した人が若し驛前の俥に乘るならば...
若山牧水 「樹木とその葉」
...幸ひに訪ぬる先の主人が留守であつた...
若山牧水 「渓をおもふ」
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