例文・使い方一覧でみる「訟」の意味
スポンサーリンク...刑事訴訟法第三百十四條同三百十五條の規定に基き豫審判事は其取調べたる訴訟記録に意見を附して大審院に提出し... 
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...西隣では王を訟（うった）えて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...王は怒って官に訟えようとした...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...例の訴訟までもほっぽり出して...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...この修道院を相手にはてしのない訴訟を起こしたものであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...初めからよい結果を生むときまっていた訴訟がうまくいったにすぎないし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...こんな大きな訴訟をやったことはこれまでに一度もないということ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ペンおよび訴訟文書らしい一束の紙が...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...長女であるあなたのところへ行く……サト子さんが訴訟をおこしても...
久生十蘭 「あなたも私も」
...その時こそ訴訟を起して彼奴（あいつ）を……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...トロッドおよびその部下の幽霊に対して家宅侵入および致死の訴訟を提起し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...前記「闘訟律」の本文「告二祖父母父母一者絞」を引用し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...Lawsuits make the parties lean, the lawyers fat.（ドイツ）訴訟は原被告を瘠（や）せさせ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...「席次の争いが口火だった」――伊東七十郎一族の処刑、里見十左衛門の死と、その跡目の問題、奥山大学の訴訟、今年にはいってからは、さきほど申上げました屋代（やしろ）五郎左衛門ら五名の、国目付に対する強訴、そして涌谷どのの出府、これだけ揃えばもはや充分でございましょう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...訴訟に敗（やぶ）れし者の怨みか」などと...
吉川英治 「私本太平記」
...いかに激しても、訴訟の上に、感情は酌（く）まれんぞ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まして、訴訟にも勝った...
吉川英治 「平の将門」
...訴訟を起こすと言っている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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