...然るにても一言の我に御告知(しらせ)なき訝しさよ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...訓辞はたゞ訝しさを与へたばかりであつた...
中原中也 「校長」
...そして最初から聞いた者がやはり自分と同じ訝しさを抱いたことを知つた時...
中原中也 「校長」
...突然帰ろうとする矢代の考えを嚥み込みかねた訝しさで矢代を見上げた...
横光利一 「旅愁」
...それでもまだ容易に訝しさの去らぬ表情だった...
横光利一 「旅愁」
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