...彼女は毎日記録所に行き、警備員の仕事をしている...
...試験の成績が悪ければ、記録所に行って再試験を受けることができる...
...このビルの記録所には、数十年分の書類が保管されている...
...記録所のシステムが崩壊し、大事なデータが消えてしまった...
...入国審査のために、パスポートを受け取るためには記録所に行く必要がある...
...馬場本(ばばもと)に設けられた記録所から...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして、記録所、決断所を置かれたけれども、近臣は好きなときに、内々に、非を申し立てたために、みことのりは朝に変じ、夕に改まり、そのために人びとの浮き沈みは、手のひらをかえすような激しさであった...
蜷川新 「天皇」
...……記録所、決断所を置かると雖も、近臣臨時に内奏を経て、非義を申し継ける間、綸言(りんげん)朝に変じ夕に改まり、諸人の浮沈掌を返すが如し...
蜷川新 「天皇」
...封緘(ふうかん)は記録所で扱わせます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...大目付の記録所の支配だそうであるが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...彼は大目付記録所の...
山本周五郎 「山彦乙女」
...大目付の記録所支配という方から...
山本周五郎 「山彦乙女」
...直ちに記録所へ使いを走らせてそれを取寄せた...
吉川英治 「三国志」
...また、天皇親政このかた、おちこちの新関(しんせき)は撤廃し、記録所を興して、寺社の訴訟も親しく聴かれ、御余暇といえ、学殖のお養い、禅の研鑽(けんさん)など、聖天子たるの御勉強には、大御心のたゆむお暇も仰げぬという...
吉川英治 「私本太平記」
...――喧嘩のもとは、おおむね武力のない公卿が、武家の地頭に土地を蝕(く)われて、領米が都へ入らなかったり、寺院と寺院の訴訟だったりだが、なにしろ、朝廷の記録所も、鎌倉の裁きも、いまや訴訟などは、まるきり頼りにならない現状なので、いつのばあいも、「よし...
吉川英治 「私本太平記」
...日ねもす記録所(政務所)にお励みであったとある...
吉川英治 「私本太平記」
...「記録所まで来ないか...
吉川英治 「私本太平記」
...記録所には、行宮(あんぐう)の智積寺(ちせきじ)の一坊が当てられている...
吉川英治 「私本太平記」
...記録所から各家へ宛てて...
吉川英治 「私本太平記」
...記録所へでも伺って訊いてみるしかないだろう」「記録所はどこだ?」「朝廷の内さ」「そいつは困る...
吉川英治 「私本太平記」
...なお“記録所ノ寄人(よりゅうど)”としては...
吉川英治 「私本太平記」
...記録所や決断所でもはや定評となっております」「あの風貌は殿上でもだいぶ損していような...
吉川英治 「私本太平記」
...記録所ノ頭人(とうじん)...
吉川英治 「私本太平記」
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