...以前の著者たちからコピーした種々の方法を記録する方法を採用せず...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...私の店の金銭登録器(レジスター)は一日に六千回も記録する...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...試験管なり坩堝(るつぼ)なり檻(おり)なりの中に飛び込んで焼かれいじめられてその経験を歌い叫び記録するのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...自働交換台の豆電燈の瞬きを手帳に記録するだけで満足するようなことになる恐れがないとは云われない...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...印象を忠実に記録するという批評の目的にそえばそれでいいではないか...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...天子の言行を直ちに記録する官で...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...己れの見聞を記録するものが多く...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...カード記号の組織で記録する事が集団機構のものの憶え方なのである...
中井正一 「歴史の流れの中の図書館」
...記録するという根気な...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...まず標準的の線香花火の火花の過程を記録する...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...その種類と数と同時に大きさとを記録することとした...
中谷宇吉郎 「雪」
...悠久に美しく記録するものは...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...自己の活動を言語及び文字によつて表現もしくは記録するといふことは精神的文化的活動であり...
三木清 「歴史哲學」
...彼の見聞を記録するとしても...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...もしわたしが著作家ならば、わたしはさまざまな死を、それに註釈をつけて、記録するだろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だからこのような下劣なつまらない事柄をあえて記録することについても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...日記の記録する通りに文章を取纏(とりまと)めたものですから……...
夢野久作 「少女地獄」
...暦を記録すると、一日の仕事は、何を食うべきかということだった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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