...記述的な文章を書くのが苦手です...
...彼女の説明はとても記述的で分かりやすかった...
...この小説は描写力がすごくて、記述的な文体が心地よい...
...精密な記述的表現が必要な学術論文を書くのは大変だ...
...記述的な言葉遣いで誰にでも伝わるように話をすることが大切だ...
...しかしこの概念的記述的なるものの連続の中には詩もなければ音楽もなく...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...いかにも日本の国土にふさわしいような自然現象が記述的あるいは象徴的に至るところにちりばめられているのを発見する...
寺田寅彦 「神話と地球物理学」
...プルドンは――そのも一つの分類原理を問題の他として(前を見よ)――記述的学問と...
戸坂潤 「科学方法論」
...一般に記述的ではない処の――理論的なる――自然科学は精密科学と呼ばれていることには...
戸坂潤 「科学方法論」
...文化科学は個性記述的な科学である...
戸坂潤 「科学論」
...社会科学を個性記述的な歴史科学に還元したり...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之に反して所謂生物学は「個体記述的」(idiographisch)である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...個体記述的で且つ「歴史的」な自然科学である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...人間の歴史学こそが個体記述的であるべき当のものである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...併し吾々は生物学に於て個体記述的な而も歴史的な自然科学を見ることが出来る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そして之が取りも直さず哲学の方法なのであった(但しこの心理学はディルタイの所謂「記述的分析的心理学」であって...
戸坂潤 「辞典」
...まず歴史的(歴史記述的には止らぬ処の)認識が必要だが...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...自然科学のうちにおいても生命を取扱う生物学の如きが純粋な説明科学とならないで記述的であるのも...
三木清 「哲学入門」
...歴史学が単に記述的でなく説明的であろうとするのは当然である...
三木清 「哲学入門」
...かやうな心理學に對してディルタイは記述的竝びに分析的心理學(beschreibende und zergliedernde Psychologie)を打ち樹てようとした...
三木清 「認識論」
...波動的に進行するといふことを記述的に表はすのみである...
三木清 「歴史哲學」
...その個性記述的乃至類型記述的理論の方向に求むべきであらう...
三木清 「歴史哲學」
...私はアーカム号の無線技師が要求に応じて報告の中の記述的な部分を復唱し終えるとすぐ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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