...男子の一生を託するに足る程に文學といふものの價値なり勢力なりが認められてゐない爲ではなからうか...
石川啄木 「硝子窓」
...第二に地方の公共団体や地方の行政機関と結託すると否とに依って決せらるる状態となった...
大隈重信 「選挙人に与う」
...故に之を足下等に託するものなり」今や第十六議会開院式も明日に迫っていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それがエセックスからマウントジョイあての信書を託する好機となったのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この書信に託する...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...故に臣に託するに大事を以てせりと藤田東湖評して曰く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...故に臣に託するに大事を以てせりと藤田東湖評して曰く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...児を救済院に委託することが出来る...
豊島与志雄 「北支点描」
...郁子さんに依託することになった...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...大いに愕き逃げ出すを牝獅が呼び止め何と爾今(じこん)一処に棲んで(なんじ)が不在には我がの児を守り我不在にはわが児をに託する事としようでないかというと...
南方熊楠 「十二支考」
...弟にこれが監視を託するが如き口吻があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...材木の運搬を山男に委託することが多かった...
柳田国男 「山の人生」
...そうでなくてこれをなんのために自分に託する必要があろうか...
山本周五郎 「落ち梅記」
...城ヶ島なら屈託する事はない...
夢野久作 「名娼満月」
...時代遅れの宗教に教育を託する事の有害なのは云ふ迄も無く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...それぞれに後事を託するところがあった...
吉川英治 「三国志」
...七分の運と三分の医術に身を委託する...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
...ダルカセヴァに託するために...
和辻哲郎 「鎖国」
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