...夫れ台所(だいどころ)に於ける鼠(ねづみ)の勢力(せいりよく)の法外(はふぐわい)なる飯焚男(めしたきをとこ)が升落(ますおと)しの計略(けいりやく)も更に討滅(たうめつ)しがたきを思へば...
三文字屋金平 「為文学者経」
...鹿野山は日本武尊が兇賊を討滅し給ひたる故跡なりと云ひ傳ふ...
大町桂月 「鹿野山」
...シシリアの海賊の討滅...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それで聞かない時は討滅して...
中里介山 「大菩薩峠」
...西郷や大村は、そのことに満足せず、寛永寺に平和的に集合していた彰義隊に、突如、砲撃をくわえ、大兵をもって、これを討滅した...
蜷川新 「天皇」
...しかし彼らは討滅されたというよりもむしろ征服されたのであった2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この上皇関東討滅を熊野に親しく祈らんため...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...元軍討滅の決意をかためたという」これはおかしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...新野討滅を名として...
吉川英治 「三国志」
...ここまできた北条討滅の意義は霧消してしまう...
吉川英治 「私本太平記」
...浅井朝倉を討滅してしまった...
和辻哲郎 「鎖国」
...九月に北方の浅井朝倉が討滅されて...
和辻哲郎 「鎖国」
...石山の本願寺とその与党とを討滅することが...
和辻哲郎 「鎖国」
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