...日常会話での「言葉尻」とは、意味や文脈の中で重要ではない、細かい表現やこだわりを指します...
...「言葉尻」にこだわり過ぎると、相手に対して不快な印象を与えることもあります...
...「言葉尻」を注意することで、誤解を招かずにコミュニケーションを円滑に進めることができます...
...「言葉尻」にこだわる人は、「好き嫌いが激しい」「完璧主義者」などのイメージが付きやすいかもしれません...
...「言葉尻」を気にしすぎることで、本来伝えたいことが伝わらなくなることもあるので、注意が必要です...
...Pは彼の言葉尻を捉へては...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...新來の下女のお高は妙に言葉尻の上る田舍辯で時々無作法なことを言つたりぼんやりして氣の附かぬ事も多かつたが...
高濱虚子 「續俳諧師」
...それらの難民はさし迫ってる上海復興のために必要な労力となる筈のものであるが……とY氏は言葉尻を濁した...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...老人は自身の言葉尻を持扱っていると列座の中から...
中里介山 「大菩薩峠」
...竜之助のところへ言葉尻を持って来たのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...「そのお客様てえのは……?」がんりきの言葉尻が上って来るのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...斬っていただきやしょう」相手の言葉尻を逆にとらえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...商売がなるか! 言葉尻をつかまえておいても方角はわかりそうなものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その言葉尻を受けついだからといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...不覚にも言葉尻が濁るのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...妙に言葉尻の濁るのはどうすることも出來ない樣子でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんなことかも知れませんがね」辰三はムニヤムニヤと言葉尻を濁すのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お手並拝見いたし……」言葉尻が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...」と言葉尻が恐れに半分消える...
眞山青果 「茗荷畠」
...我々はその言葉尻をとらえて返事もするが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それはたしかだ」と久木の言葉尻について...
山本周五郎 「新潮記」
...「万三郎さまは、お兄さまたちを薄情とか不人情とか仰しゃる、任務よりも人間の命のほうが大切だと仰しゃる、それはそうかもしれません、あなたは人情に篤(あつ)くっていらっしゃるかもしれませんわ、ことに、――かよわい女にはね」「もちろんですとも」こう云いかけて、万三郎はふと、つなの言葉尻の、妙な調子に気がついた...
山本周五郎 「風流太平記」
...おうむ返しにせきこむ啓之助の言葉尻(じり)を取って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索