...日常会話での「言葉尻」とは、意味や文脈の中で重要ではない、細かい表現やこだわりを指します...
...「言葉尻」にこだわり過ぎると、相手に対して不快な印象を与えることもあります...
...「言葉尻」を注意することで、誤解を招かずにコミュニケーションを円滑に進めることができます...
...「言葉尻」にこだわる人は、「好き嫌いが激しい」「完璧主義者」などのイメージが付きやすいかもしれません...
...「言葉尻」を気にしすぎることで、本来伝えたいことが伝わらなくなることもあるので、注意が必要です...
...彼が横合からその言葉尻を捕えて腑に落ちるまで問い訊さねばおかないので...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...それに初代の三晩も見たというよぼよぼの老人……」彼は言葉尻をにごして...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...膳を置いてゆきがけに体(からだ)を半分襖に隠すようにして「おすまは女の児の一人ある年寄りのところに嫁(かたづ)いています……」老母さんの癖で言葉尻を消すようにただそれだけいって...
近松秋江 「うつり香」
...それらの難民はさし迫ってる上海復興のために必要な労力となる筈のものであるが……とY氏は言葉尻を濁した...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...小学校の先生は彼の「言葉尻(ことばじり)の訛(なま)り」に気がついた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...老人は自身の言葉尻を持扱っていると列座の中から...
中里介山 「大菩薩峠」
...斬っていただきやしょう」相手の言葉尻を逆にとらえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...言うべくして言い得なかった言葉尻であると見るよりほかはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...三方への功徳(くどく)になるかと心得ておりまする」おたいこを叩いている言葉尻から察すると...
中里介山 「大菩薩峠」
...不覚にも言葉尻が濁るのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...妙に言葉尻の濁るのはどうすることも出來ない樣子でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ふとした言葉尻から...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...そのなかの一人が言葉尻を捉へた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...しみつたれの酔つぱらひらしく言葉尻にからまつた...
牧野信一 「父を売る子」
...そして徐に言葉尻の調子を揚げるのであつた...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...裁判長はただ数度小さい言葉尻をとらえて...
宮本百合子 「共産党公判を傍聴して」
...ドウモ呉羽さんの二人に云った言葉尻が怪しい...
夢野久作 「二重心臓」
...おうむ返しにせきこむ啓之助の言葉尻(じり)を取って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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