...たいへんていちょうな言葉づかいであった...
海野十三 「海底大陸」
...男と女とちゃんぽんの言葉づかいで呼びかけた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...―――ちょっとした動作や眼づかいや言葉づかいなど迄(まで)が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...おそらくその言葉づかいや全体の話しぶりの関係からだったろうが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...その言葉づかいからいっさいの野卑(やひ)な語を追放してしまった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...させてやる云々という言葉づかいのうちにある重い...
宮本百合子 「鴎外・漱石・藤村など」
...篠山口駅の電話掛の方が「女性としての言葉づかい」を今年の計画に入れていられたのは味わいのふかいことですし...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...右近の言葉づかいによっても普通の女房ではなさそうであると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あらたまった言葉づかいであった...
室生犀星 「花桐」
...はじめに見た武家の御息子(ごそくし)様のような初々(ういうい)しい丁寧な言葉づかいも...
室生犀星 「姫たちばな」
...ただただ言葉づかいにばかり苦心している」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「人はここに物柔らかな・心地よい・自然簡素な・言葉づかいと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...改まった言葉づかいをしているのにはびっくりした...
柳田国男 「故郷七十年」
...言葉づかいや動作には武家のような感じがするが...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...いかにも軽快な言葉づかい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「客僧どの」「はい」「まだお寝(やす)みではございませんでしたか」聞き馴れた番僧の言葉づかいである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まあ一度来てごらんなさい』物柔かい言葉づかいが...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...だいぶ人間らしい言葉づかいを覚えたな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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