...彼は大言海を吐く人だ...
...試合前に監督が大言海を吐いた...
...あの人はいつも大言海を吐いているけど、何も実績がない...
...政治家は大言海を吐くことが多いが、実績が伴わなければ意味がない...
...大言海を吐かずに、身の丈に合った生き方をしたい...
...二十四 猫これは「言海(げんかい)」の猫の説明である...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...おのが言海は命ぜられぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...おのれが言海、あやまりあるべからむこと、言ふまでもなし...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...されど、體裁にいたりては、別におのづから、出色の所なきにしもあらじ、後世いかなる學士の出でゝ、辭書を編せむにも、言海の體例は、必ずその考據のかたはしに供へずはあらじ、また、辭書の史を記さむ人あらむに、必ずその年紀のかたはしに記しつけずはあらじ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...水仙や表紙とれたる古言海(げんかい)昭和七年一月二十八日 丸之内倶楽部俳句会...
高浜虚子 「五百句」
...一人前と統計学者のいうノルム大槻(おおつき)先生はその著『言海(げんかい)』において...
新渡戸稲造 「自警録」
...『言海(げんかい)』を見ると横行...
新渡戸稲造 「自警録」
...日本語字典のあらゆる言海を探した後で...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...日新の大字典たる大槻博士の『大言海』にも依然としてグミを茱萸としているのは全く時代おくれの誤りで...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『大言海』のグミの語原は不徹底至極なもので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...よくケイワクと誤読するものと言海にも国語大字典にもあります)[牧野いう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...大槻文彦(おおつきふみひこ)博士の『大言海(だいげんかい)』(『言海』もほぼ同文)には本当のインゲンマメ(Dolichos LablabL.)と贋のインゲンマメ(Phaseolus vulgarisL.)との二種がインゲンササゲすなわち隠元豆として混説してあって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...更に驚くのはかの有名な『大言海』にアズサをキササゲあるいはアカメガシワと為して依然として旧説を掲げ...
牧野富太郎 「植物記」
...しかるに『大言海』に「其花...
牧野富太郎 「植物記」
...四十二の古ふんどしや厄落し(二月六日)我国語の字書は『言海(げんかい)』の著述以後やうやうに進みつつあれどもなほ完全ならざるはいふに及ばず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...大槻文彦の「言海」には...
武者金吉 「地震なまず」
...『言海』にカルコは簀(あじか)の種類で軽籠の義なるべく...
柳田國男 「地名の研究」
...『言海』には支那で黄雀(こうじゃく)というのがそれだとある...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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