例文・使い方一覧でみる「言外に」の意味


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...只言外に否定してゐる...   只言外に否定してゐるの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...そうして言外に寂しい情調が...   そうして言外に寂しい情調がの読み方
伊藤左千夫 「歌の潤い」

...言外に相手が已に感づいているであろう不倫を悔いた意味をもこめて...   言外に相手が已に感づいているであろう不倫を悔いた意味をもこめての読み方
江戸川乱歩 「お勢登場」

...言外ににおわせた...   言外ににおわせたの読み方
江戸川乱歩 「月と手袋」

...贈り主が気にいらんと言外にそれをはっきり現わしていた...   贈り主が気にいらんと言外にそれをはっきり現わしていたの読み方
高見順 「いやな感じ」

...言外に看取するを要す...   言外に看取するを要すの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...その博愛の精神が言外に浮動している...   その博愛の精神が言外に浮動しているの読み方
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」

...殊に庭の襁褓(おしめ)が主人の人格を七分方下げるように思ったが、求むる所があって来たのだから、質樸な風をして、誰(たれ)も言うような世辞を交(ま)ぜて、此人の近作を読んで非常に敬服して教えを乞いに来たようにいうと、先生畳を凝(じっ)と視詰(みつ)めて、あれは咄嗟(とっさ)の作で、書懸(かきかけ)ると親類に不幸が有ったものだから、とかいうような申訳めいた事を言って、言外に、落着いて書いたら、という余意を含める...   殊に庭の襁褓が主人の人格を七分方下げるように思ったが、求むる所があって来たのだから、質樸な風をして、誰も言うような世辞を交ぜて、此人の近作を読んで非常に敬服して教えを乞いに来たようにいうと、先生畳を凝と視詰めて、あれは咄嗟の作で、書懸ると親類に不幸が有ったものだから、とかいうような申訳めいた事を言って、言外に、落着いて書いたら、という余意を含めるの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...言外にすごみがあった...   言外にすごみがあったの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」

...けだしこれらは「ものたらぬ」とも「照るばかり」ともいはでその意を言外に含むのみならず...   けだしこれらは「ものたらぬ」とも「照るばかり」ともいはでその意を言外に含むのみならずの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...しかも言外に意を響かせても言った...   しかも言外に意を響かせても言ったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...言外にふとわたしの本心をさとることもできるのである*...   言外にふとわたしの本心をさとることもできるのである*の読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...言外に意もあるらしい今の母の話し振りでは...   言外に意もあるらしい今の母の話し振りではの読み方
横光利一 「旅愁」

...言外に自信をほのめかしてから...   言外に自信をほのめかしてからの読み方
吉川英治 「三国志」

...何か言外に云いふくめた...   何か言外に云いふくめたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...――できぬ相談というものじゃ」経家は言外に...   ――できぬ相談というものじゃ」経家は言外にの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「明日(あした)」とだけいって、意味は言外に、小腰をかがめると、「ウム」弦之丞もうなずいただけで、そこから左右に袂(たもと)を分ちかけたが、女は女同士のお綱とお吉、両方からすり寄って何かしきりと、別離を惜しんでいる様子...   「明日」とだけいって、意味は言外に、小腰をかがめると、「ウム」弦之丞もうなずいただけで、そこから左右に袂を分ちかけたが、女は女同士のお綱とお吉、両方からすり寄って何かしきりと、別離を惜しんでいる様子の読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...言外に賞めたたえた...   言外に賞めたたえたの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「言外に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「言外に」

「言外に」の英語の意味


ランダム例文:
牛頭馬頭   奇貨として   茫然  

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