...言い様のない寂寥(せきりょう)が私を襲ったのである...
梅崎春生 「風宴」
...ものの言い様でも...
太宰治 「新ハムレット」
...町の人は気の毒とも悲惨とも言い様のない一つの光景を見せられることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...悲惨とも言い様のないほどに...
中里介山 「大菩薩峠」
...わけがわからにゃ虫ともなんとも言い様がござらぬ残らず揃って両国橋から身でも投げるか豆腐で天窓(あたま)を叩き壊していッそ死んだが何よりましだろスチャラカ チャカポコスチャラカ チャカポコ大関兄さん...
中里介山 「大菩薩峠」
...言い様のない恐怖に襲われた...
牧逸馬 「双面獣」
...其の不幸な人々を呑んだものとしか言い様がない...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...下二句の言い様も俗なり...
正岡子規 「曙覧の歌」
...その言い様が『福富草子』の最初に「人は身に応ぜぬ果報を羨むまじき事になん侍(はべ)る」といえるによく似て居る...
南方熊楠 「十二支考」
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