...「角店」っていうお店がちょっとしたコンビニみたいな感じで便利...
...近所の「角店」でおにぎりを買ってきてくれる?...
...友達が「角店」でアイスクリームを盗んでたらしい...
...今日は「角店」でうまい焼き鳥を見つけた!...
...昔は「角店」が境界線になってたんだけど、今はイオンになったよ...
...角店の四方(よも)から一升徳利を通帳(かよい)という不思議な通力で取寄せたからで...
泉鏡花 「薄紅梅」
...その頃は大阪心齋橋南本町の東北にあつた角店で...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...さっきの酒店は角店(かどみせ)で...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...そして、その三つ股道の左右に、鍵屋と、万(よろず)屋と、二軒の茶店が、角店として、旅人を送り迎えしていた(右角が、鍵屋であったという説もある...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...角店ながら何んとなく小綺麗な店構へでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...表町に角店を張つた鳴海屋の繁昌は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その娘の親が惚(ほ)れこんだのは、角店の構へと、居つき地主の持地所で、ちよつと人の目を瞠らせるに足る廣さだつた...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...角店の大構(おほがま)へも...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...つづいて大丸へむかった角店の仏具屋の庭の塀と店蔵だった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...角店の店藏と奧藏の間に...
長谷川時雨 「住居」
...角店のこの家は突(と)ッつきが広い土間...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...角店になった大きな蕎麦(そば)屋へ這入った...
林芙美子 「貸家探し」
...こっちは角店になるわけで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...とうとう出たのは、掘割を、前にひかえた、立派な角店、――総檜(そうひのき)の土蔵(くら)づくり、金看板を夜中ながらわざと下ろさず、堂々と威を張っているのが、いわずと知れた広海屋の本店だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...綿文は角店(かどみせ)で...
山本周五郎 「さぶ」
...大通りでも一番の角店で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あそこの大きな角店(かどみせ)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そこは門司(もじ)から小倉(こくら)への中間ぐらいな大道路の傍らで山というほどでもない小高い丘の登り口にある角店である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索