...角屋(旅館・中)いよ/\出立した...
種田山頭火 「行乞記」
...自動車は角屋の表で停つた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...角屋までもくつついて来た...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...角屋(かどや)の座敷の繪襖とは...
永井荷風 「十年振」
...(三角屋敷は邸宅の址ではない...
永井荷風 「深川の散歩」
...とにかくここで第一の旧家といわれる角屋(すみや)の前に足をとどめてみても...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の角屋の如きも二百七十年以前...
中里介山 「大菩薩峠」
...十四今日は島原の角屋で大懇親会...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして角屋(すみや)というて尋ねて行けといつた...
長塚節 「菜の花」
...芸者と会見するそうだ」「角屋って...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「教頭の職を持ってるものが何で角屋へ行って泊(とま)った」と山嵐はすぐ詰(なじ)りかけた...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「実は私はつい御近所で――あの向う横丁の角屋敷(かどやしき)なんですが」「あの大きな西洋館の倉のあるうちですか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...礼拝堂通(チャペルストリート)から礼拝堂小路(チャペルレイン)へかけての角屋敷で...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...黒い塀をめぐらした角屋敷を見つけると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いつかしら角屋ということを認めさせましたから...
吉川英治 「江戸三国志」
...正木作左衛門の角屋敷の黒塀へ...
吉川英治 「剣難女難」
...後に残った角屋(すみや)の大家内は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...角屋(すみや)の連中で占めている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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