例文・使い方一覧でみる「覿」の意味


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...」この言葉は覿面(てきめん)だった...   」この言葉は覿面だったの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...天罰覿面(てきめん)だわ...   天罰覿面だわの読み方
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」

...ちと人が悪いようなれども一切只(ただ)にて拝見したる報いは覿面(てきめん)...   ちと人が悪いようなれども一切只にて拝見したる報いは覿面の読み方
寺田寅彦 「半日ある記」

...四十一不勉強の報いは覿面にきていよいよ試験となつたときにはほとんどなんにも知らなかつた...   四十一不勉強の報いは覿面にきていよいよ試験となつたときにはほとんどなんにも知らなかつたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...覿面(てきめん)の仕置を蒙(こうむ)って...   覿面の仕置を蒙っての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...人間の不足という事が覿面(てきめん)にここへひびいて来た...   人間の不足という事が覿面にここへひびいて来たの読み方
中里介山 「百姓弥之助の話」

...然し報いは覿面で俄然三十六番に落ちてしまつた...   然し報いは覿面で俄然三十六番に落ちてしまつたの読み方
長塚節 「開業醫」

...けれどもそれは同時に彼女を失意にする覿面(てきめん)の事実で破壊されべき性質のものであった...   けれどもそれは同時に彼女を失意にする覿面の事実で破壊されべき性質のものであったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...道徳覿念のお粗末なのは...   道徳覿念のお粗末なのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...素覿(すてき)無類の美女だったらしい...   素覿無類の美女だったらしいの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...覿面(てきめん)に神を見るように...   覿面に神を見るようにの読み方
森鴎外 「百物語」

...何か非常な侮辱を覿面(てきめん)に与えて遣りたいのである...   何か非常な侮辱を覿面に与えて遣りたいのであるの読み方
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」

...汝等男女こそ覿面(てきめん)の因果応報...   汝等男女こそ覿面の因果応報の読み方
夢野久作 「白くれない」

...ところが天罰覿面(てきめん)とはこの事であったろうか...   ところが天罰覿面とはこの事であったろうかの読み方
夢野久作 「木魂」

...石油の不足から来る覿面(てきめん)な戦闘力の不足のために...   石油の不足から来る覿面な戦闘力の不足のためにの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...応報は余りに覿面(てきめん)...   応報は余りに覿面の読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...蘭薬の効(きき)めは覿面(てきめん)...   蘭薬の効めは覿面の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...天罰覿面(てんばつてきめん)である...   天罰覿面であるの読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」

「覿」の読みかた

「覿」の書き方・書き順

いろんなフォントで「覿」


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