...私たちは観察者として、自然の美しさを目の当たりにした...
...試合には裁判員として観察者が招待された...
...道路脇に停車した車に観察者が殺到した...
...歴史的瞬間を目撃した観察者たちは、その瞬間を永遠に忘れないだろう...
...絵画を鑑賞する際、観察者は作品に込められたメッセージを理解することが大切である...
...余程注意深い観察者でないとうっかり見逃して了いますがね...
江戸川乱歩 「心理試験」
...通りいっぺんの観察者にとって...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...偉大な観察者! 偉大な待望者! それと対談することは「新ニューイングランド夜話」であった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...西鶴のような頭のいい観察者が...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...果して動物の観察者が動物の生活を記載する場合と同じものであったかどうかは疑問である...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...観察者が実際そこに立ち又は立つと考えられるその点に他ならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...プロレタリア芸術家は決して現実の単なる受動的観察者であることはできない...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...なお飽きないほどの熱心なる観察者である...
永井荷風 「妾宅」
...自然の最も優れたる観察者として...
中谷宇吉郎 「雪」
...徹頭徹尾観察者である...
夏目漱石 「中味と形式」
...観察者の態度を維持しがちの学者のように表面上の矛盾などを無理に纏めようとする弊害には陥る憂(うれい)がない...
夏目漱石 「中味と形式」
...観察者は清浄無垢(むく)の傍観者であり...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...化学とくに有機化学の問題解決能力および有能な観察者が明らかにした植物構造の知識に特異的に殆ど依存していない...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...ある明敏な観察者がかれについて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...というのは激情をふと目にしたこの荘重な観察者は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...皮肉で批評的なブルジョア国の観察者たちも段々感心しはじめて来た...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...是(これ)は観察者の見落しと言わんよりも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...もっとも優れたる心理表現の観察者たるべく...
夢野久作 「奥様探偵術」
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