...私の観る所によれば...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...観る人の心を打つのです...
上村松園 「簡潔の美」
...加茂鶴も亀齢も白牡丹もその煙突を観るばかりでした...
種田山頭火 「行乞記」
...飲んでも酔はない二人であるく(樹君に)日記といふもの改作再録・ゆふなぎしめやかにとんでゐるてふねてゐるてふ・病みて寝てまことに信濃は山ばかり・ちんぽこもおそそもあふれる湯かな(千人風呂)山があれば山を観る雨のふる日は雨を聴く春...
種田山頭火 「其中日記」
...人生といふものは、結果から観ると、April fool みたいなことが多からう...
種田山頭火 「其中日記」
...憔悴枯槁せる自己を観る...
種田山頭火 「其中日記」
...そこでは働くことが必要なのではなくて観ることが凡てでなければならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...冨士見町に飲み賤妓を携へて九段社頭の夜桜を観る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...この世をよしと言ひあしと観る十人十色(といろ)の考その人々によりて異り行くも...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...宝生(ほうしょう)の別会能(べつかいのう)を観るに及んで...
夏目漱石 「草枕」
...その他の自然や人工の産出物を観る...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...まことに観る者の胸をも浮き立たせずには置かなかつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...どうしても観る人になるといふのは嫌だ...
牧野信一 「泣き笑ひ」
...さらに大きな花穂を葉間に直立させて黄花を総状花序に綴るの状また大いに観るに足り...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これによってこれを観る時はこの化石の語は早くも今を距る八十六年前の嘉永四年(1851)に出来たものである事が知られる...
牧野富太郎 「植物記」
...先達(せんだっ)て「リビヤ白騎隊」というイタリー映画の試写を観る機会を得た...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...田舎の歴史を観るものの確信せずにはおられぬことであって...
柳田国男 「家の話」
...予(あらかじ)め市庁へ願つて置くと毎月(げつ)一日(じつ)と土曜日と丈(だけ)に観ることが許されるのである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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