...時雨を聴き枯草を観る...
種田山頭火 「其中日記」
...観れば観るほど美しい...
種田山頭火 「其中日記」
...みな十目の観るところ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...其今囘に処する所以の者を観るに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...顧ふに閣下が一介の武弁を以てして今日の難局に当る初より経綸の一も観る可きものなきは又当然なりとせむ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の施設毫も観る可きものなくば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...珍らしいほどに霽(は)れた空の興に浮かれて月を観る人が無かろうはずはないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...宛然(さながら)蓮(はす)の花の開くを観るように...
二葉亭四迷 「浮雲」
...すなわち今これを観ると...
牧野富太郎 「植物記」
...また松の枝が幹に輪生している有様は車座に坐りて睦み合う一家団欒(だんらん)の相とも観るべく...
牧野富太郎 「植物記」
...しかし個人または特定の国民を観る場合には...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それにこゝには観る人がゐた...
宮沢賢治 「花壇工作」
...何故(なにゆゑ)なれば高貴なる婦人を最も近く観る時は凡(すべ)て偽造的である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「わが観るところでは...
吉川英治 「三国志」
...もし劉禅が暗愚(あんぐ)で蜀の帝王たるの資質がないと卿(けい)が観るならば...
吉川英治 「三国志」
...そう観ることの方が...
吉川英治 「新書太閤記」
...大きく観るならば...
吉川英治 「随筆 新平家」
...自然と人事とを観る態度の「悠々たること」は実はここにもとづくのであり...
和辻哲郎 「『青丘雑記』を読む」
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