例文・使い方一覧でみる「親船」の意味

...親船の沈むのを見る... 親船の沈むのを見るの読み方
芥川龍之介「戯作三昧」

...親船の舷側から投げる銀貨や銅貨を受け止めようとしている娘があった...
寺田寅彦「旅日記から（明治四十二年）」

...親船へ頼んだからというわけなんだろう... 親船へ頼んだからというわけなんだろうの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...留まっている親船の人に向っても... 留まっている親船の人に向ってもの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...荷物が――」二人の姿が全く親船の中から見えないのです... 荷物が――」二人の姿が全く親船の中から見えないのですの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その親船に向って... その親船に向っての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...たちまち親船（おやぶね）に乗ったような心持になって... たちまち親船に乗ったような心持になっての読み方
夏目漱石「現代日本の開化」

...親船の舳（へさき）に立って... 親船の舳に立っての読み方
火野葦平「花と龍」

...親船（おやぶね）からそっと小舟（こぶね）をおろすと... 親船からそっと小舟をおろすとの読み方
グリム　Grimm 矢崎源九郎訳「三枚のヘビの葉」

...「あきらかに“唐梅紋（からうめもん）”とわかる海賊旗をたてた親船が... 「あきらかに“唐梅紋”とわかる海賊旗をたてた親船がの読み方
吉川英治「私本太平記」

...こう三ぞうの速舟に守られたその親船は... こう三ぞうの速舟に守られたその親船はの読み方
吉川英治「私本太平記」

...その親船からべつな小舟へ移っていた... その親船からべつな小舟へ移っていたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...親船の艫（とも）にいる妃たちには... 親船の艫にいる妃たちにはの読み方
吉川英治「私本太平記」

...が、その夜半ごろまでも、帝の親船以下、みな漂いをつづけていた...
吉川英治「私本太平記」

...尊氏が坐（ざ）す親船... 尊氏が坐す親船の読み方
吉川英治「私本太平記」

...南蛮呉服（なんばんごふく）をつんできた親船（おやぶね）が... 南蛮呉服をつんできた親船がの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...親船を下りる前から... 親船を下りる前からの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...こういう親船に乗って新時代の潮（うしお）へ... こういう親船に乗って新時代の潮への読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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