...智慧歯を「親無し歯」〔親知らず〕というのは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あれで親無し子で育ったということだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...親無し子を拾って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親無し子を拾つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「私は親無し子で育って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親無しペトゥローといふ渾名で呼ばれてゐる作男がひとりゐた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...君が折る峰のわらびと見ましかば知られやせまし春のしるしも雪深き汀(みぎは)の小芹(こぜり)誰(た)がために摘みかはやさん親無しにして二人はこんなことを言い合うことだけを慰めにして日を送っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どこへいっても親無しっ子...
山本周五郎 「ちいさこべ」
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