...公園のお祭りで、子どもたちは親柱によじ登って駆け上がるのが楽しい...
...建物を建てる際に、親柱と呼ばれる柱が非常に重要となる...
...木彫りの熊を作るとき、親柱の選び方が技術の差に表れる...
...神社のお祭りでは、親柱を選ぶための神事が行われることもある...
...修学旅行で訪れた神社では、親柱に手を合わせてお参りをした...
...宗家(そうけ)のかしらは第一等の船の親柱に任命されたが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...奉公先を一生の親柱と頼み...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...お松は親柱のところへ来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...親柱の上高く人の声がする...
中里介山 「大菩薩峠」
...親柱は朽ち、針金は錆びかつゆるみ、全体が一方に傾いて、横木や踏板も処々落ち失せた、一髪の釣橋……その蜘蛛の古巣を思わす危橋にゆられて、飛沫を揚げて逆巻く本流を横切れば、路は一転して祖母谷の左岸に入る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...親柱五本に菊屋傳右衞門の名を刻(きざ)ませ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さう言はれるといかにも、手摺の親柱に、逞(たく)ましい細引が縛つたまゝ、その端をダラリと下へ下げて居り、その細引が蘇芳(すはう)を塗つたやうに、眞赤になつて居るのも不氣味です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手摺の親柱に縛つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彫刻(ほり)のある物々(ものもの)しい親柱(おやばしら)がついた大きな階段が見えます...
久生十蘭 「キャラコさん」
...クロトンの葉を彫った階段の親柱は...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...階段の灯入(ひいり)ガラスの親柱と...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...攘夷問題を親柱のように信じこんでいる」下田条約がむすばれて以来...
山本周五郎 「失蝶記」
...本堂の真背後(まうしろ)に在る内陣と向い合った親柱を...
夢野久作 「名娼満月」
...頼もしい親柱として慕われもし尊敬をうけていたようである...
吉川英治 「新書太閤記」
...親柱が立ちそうじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...又左衛門利家を親柱(おやばしら)となし...
吉川英治 「新書太閤記」
...土地の親柱とも頼んで...
吉川英治 「平の将門」
...扶翼(ふよく)協力させる親柱(おやばしら)となるだけのものだ)(では...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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