...彼は親分肌で、部下たちから慕われている...
...部活動で親分肌の先輩について、いろいろ教えてもらっている...
...彼女は親分肌で、友達からは頼りにされている...
...親分肌な人が経営するお店は、アットホームな雰囲気がある...
...チームリーダーは親分肌で、チームメンバーをまとめている...
...紅葉は親分肌で、門下や友人の面倒を能(よ)く見た...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...こんな塩梅(あんばい)に人の世話もしたが十分感謝して自分を立てないと満足しない親分肌通有の欠点をも持っていた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...一から十までが干渉好きの親分肌の矢野次郎の実業一天張(いってんばり)の方針と相容(あいい)れるはずはなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...持前の親分肌(はだ)のところを見せてやったばっかりに...
太宰治 「新釈諸国噺」
...親分肌だって...
太宰治 「新釈諸国噺」
...親分肌の学者で、跛者(びっこ)だ...
林不忘 「安重根」
...男勝りの親分肌(はだ)な気象から好意で云ってくれていることがよく分るし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それは苦学生時代の恩義に報いるためであったことは云う迄もないが、もともと上総(かずさ)の木更津(きさらづ)の生れである彼は、関東者らしい熱血漢で、親分肌の、情誼(じょうぎ)に厚いところのある、一風変った性格の持主なのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...親分肌の気合を持っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角という女の親分肌を...
中里介山 「大菩薩峠」
...一流の親分肌のところもありましたね……絵の本当の師匠は古人にあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな風に慕われる親分肌な人がらがあったとみえる...
吉川英治 「平の将門」
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