例文・使い方一覧でみる「親代々」の意味
スポンサーリンク...生れ落ちたこの山奥が自分たちの親代々の故郷とのんきに合点して... 
太宰治 「新釈諸国噺」
...親代々の家（うち）を潰（つぶ）してこれまでに浮世の苦労をしたかいがない...
永井荷風 「すみだ川」
...『親代々瘡（かさ）っかき』と呼んだというのは小噺（こばなし）にあるが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親代々の浪人者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...隣り同士のくせに親代々仲が惡くて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親代々質屋を渡世（とせい）にして居たら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺の家は親代々の御用聞き...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親代々与力で、前の矢部駿河守の時代から北町奉行所に属し、吟味方筆頭市中取締方兼帯という役をあい勤める...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...親代々の芸人は根性からして卑しいや」こうもまた罵っていた...
正岡容 「圓朝花火」
...親代々の芸人は根性からして卑しいや）こうもまた罵っていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...親父も海老蔵という落語家で親代々の上方の芸人だったが...
正岡容 「寄席」
...出入りと称して親代々保護の関係を結ぶがごときは...
柳田国男 「家の話」
...そのために親代々...
山本周五郎 「新潮記」
...すつぽんは親代々...
吉川英治 「折々の記」
...親代々からいた旧商家の息子で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...親代々の肉問屋のせがれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...祖先の名は菊村といい、親代々、又右衛門（またえもん）を名乗って来たから、自分も侍になった上は、又右衛門と改める...
吉川英治 「宮本武蔵」
...『されば親代々、お扶持（ふち）を賜（たま）わって、ここに住居しておる曾我部兵庫...
吉川英治 「夕顔の門」
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