例文・使い方一覧でみる「親ばか」の意味

...若槻は小えんの母親ばかりか... 若槻は小えんの母親ばかりかの読み方
芥川龍之介「一夕話」

...必ずしも彼女の若い母親ばかりの罪ではなかったのだが... 必ずしも彼女の若い母親ばかりの罪ではなかったのだがの読み方
江戸川乱歩「江川蘭子」

...母親ばかりで御座います」「それは心細いね... 母親ばかりで御座います」「それは心細いねの読み方
江見水蔭「悪因縁の怨」

...それで母親ばかりか... それで母親ばかりかの読み方
田山録弥「父親」

...そう親ばかりいじめるもんじゃないよ... そう親ばかりいじめるもんじゃないよの読み方
徳田秋声「足迹」

...母親ばかりではどうしても躾（しつけ）が足りません... 母親ばかりではどうしても躾が足りませんの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...本当の近親ばかり... 本当の近親ばかりの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...母親ばかりでなくその周囲の人びとにも必要です... 母親ばかりでなくその周囲の人びとにも必要ですの読み方
羽仁もと子「おさなごを発見せよ」

...まこと放蕩（のら）を子に持つ親ばかり不幸なるは無し... まこと放蕩を子に持つ親ばかり不幸なるは無しの読み方
樋口一葉「大つごもり」

...この不幸は母親ばかりの責任ではなく... この不幸は母親ばかりの責任ではなくの読み方
宮本百合子「石を投ぐるもの」

...申し児というのは子のない親ばかりの願いではなかったのである... 申し児というのは子のない親ばかりの願いではなかったのであるの読み方
柳田国男「山の人生」

...僕は君の御両親ばかりでなく君に対しても会わせる顔がないのです...
夢野久作「暗黒公使」

...親ばかと俗諺にいふが... 親ばかと俗諺にいふがの読み方
吉川英治「折々の記」

...すぐに七人の肉親ばかりが集まった... すぐに七人の肉親ばかりが集まったの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...ひとり光圀（みつくに）の父親ばかりでなく... ひとり光圀の父親ばかりでなくの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

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