...僕は生れつきアルコールに親しめない性質であったから...
海野十三 「深夜の市長」
...親しめないばかりか...
海野十三 「超人間X号」
...もう僕には親しめない地面になつてしまふ...
小穴隆一 「二つの繪」
...幾度出あってみてもわれわれには親しめないのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その土地の人々の住居と自然の風景とが日本ほど親しめない...
高浜虚子 「俳句への道」
...蛇には親しめない...
種田山頭火 「其中日記」
...高山名山には親しめないが...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
...私には慣れ親しめないものだ...
中島敦 「光と風と夢」
...けれどあんぽんたんには親しめない家だった...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...彼女には親しめない文字だと思はれた...
北條民雄 「道化芝居」
...トルストイが親しめないのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...末摘花は人に親しめない性格であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あのことがあってからは心から親しめない間柄になっているのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...孤独の今の宮のお目はそうした自然の色もただ寂しく親しめないものに見られて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...又親しめない...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...なぜか親しめない...
吉川英治 「新書太閤記」
...親しめない老人である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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