...私の喋舌る覚束無い英語を聞いたことゝ...
石川欣一 「山を思う」
...それでも其の覚束無い光の下に其の男は万事を取運ぶのであつた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...到底覚束無(おぼつかな)い...
中島敦 「環礁」
...覚束無いながらも縫い物の手を動かしていた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...今迄事に触れ感じた事共を将来系統だつた著述にする事も覚束無いから...
山本宣治 「婦人雑誌と猫」
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