...それが既に光の消えた状態にあった場合にはそれによって再び新生命に目覚めるということはできないことになっている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...悪夢のようにいつかは覚める...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...この調子だと、目が覚めるのは、多分明日のお昼ごろになるだろうという話です」「明日のお昼ごろ?」それでは、明日のお昼ごろまでは、武夫の消息もハッキリ聞くことができないのだ...
海野十三 「地球盗難」
...眼の覚めるほど華美な小鳥が...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...眼が覚めると又遅刻したと云って泣き出す...
谷崎潤一郎 「細雪」
...眼が覚めるといつも私は思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...賑かな大きな目も覚めるような停車場――幸いにも其処には予め手紙をやって今日の到着を知らせて置いた遠い親類の男が迎いに来ていて呉れた...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...何時のまにか陥った眠りから覚めると...
豊島与志雄 「未来の天才」
...毎朝そいつの顔を見るといやでも目が覚めるくらゐニヤニヤ笑つてゐる...
中原中也 「散歩生活」
...変な音がして眼が覚めると有明(ありあけ)の行灯(あんどん)の前に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...眼の覚めるような清々(すがすが)しさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...目が覚めるようだった...
長谷川時雨 「神田附木店」
...氷水を十杯も飲みたい気持ちで眼が覚める...
林芙美子 「新版 放浪記」
...興も明日(あす)も覚めるてや...
二葉亭四迷 「浮雲」
...たとえ眠っても、ロープの先を輪にして足の指にかけておけば、目は覚める...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...いまは己は目覚める...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...眼(め)の覚めるのと同じように...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...社会の惰眠は目覚めることなくして終るであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
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