...夜半(よなか)に目を覚ますこともないと見え...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...夜中にはつと眼を覚ますと...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...不吉な鳥の叫び声で二人は目を覚ますと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...明朝(あした)目を覚ますと...
徳田秋声 「新世帯」
...私が目を覚ますと...
外村繁 「日を愛しむ」
...眼を覚ますと、また新たな夜となりかけていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼が母屋(おもや)の中央の贅沢な呉蓙(ござ)の上で醒を覚ます時は...
中島敦 「南島譚」
...而して無機的要求を見る心こそは魂を促し目覚ますものぞ...
中原中也 「地上組織」
...チチコフは眼を覚ますと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何という快適な寒さだろう! ついまた快い睡りに落ちてしまう! ガタッと揺れて――また眼を覚ます...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...私がどんな洒落(しゃれ)を言ってもそれから覚ますことができなかった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...新しい生活に呼び覚ますのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...彼の眠りを覚ますようにしたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...翌朝眼を覚ますと...
柳田国男 「雪国の春」
...肩を小突かれてぼくは眼を覚ますのである...
山之口貘 「あとの祭り」
...新聞記者が朝眼を覚ますと同時に「今日は何か事件の起りそうな日だな」と思ったり...
夢野久作 「暗黒公使」
...夜中にふと目を覚ますと...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...朝、眼を覚ますと、わたしを呼ぶんです――さ、おっぱいを吸いにおいで――...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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