...即ち住宅及びそれに関係した諸事物の覚え書きや写生図だった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その覚え書きのようなつもりで紙片の端に書きとめたのではないかという想像が起こってくる...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...あまり面白いから途中からは時々手帳へ覚え書きに書き止めておいた...
寺田寅彦 「マルコポロから」
...(もっともこの問答の記事は左千夫氏が聞いたのを覚え書きにしたので多少の誤りがあるかもしれぬと断わってある)...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...しかしこの件についての覚え書きの末尾には短い追記があって...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...とにかくこの覚え書きを記した男が...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...あの覚え書きはウィリアム宛だったこと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...これはごく簡単な覚え書きに過ぎなかったから内容は杜撰であるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...つまらない日附や品目の覚え書...
豊島与志雄 「話の屑籠」
...ところが君は二月に五百フランの覚え書きを送ってきて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当時の覚え書きも...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...外交上の重要な覚え書で...
野村胡堂 「女記者の役割」
...ずっと書こうとしていた今日の文学についての覚え書を書こうと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...更に三十余年を経た後日の追憶的覚え書であつた...
三好達治 「池のほとりに柿の木あり」
...何事も致しかねる』『然らば……覚え書一通...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...人々心得之(こころえの)覚え書とある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...細川幽斎の幽斎覚え書だの...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...たった一片の覚え書と古手紙とをわきへ取りのけたきりだった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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