...その中に見覚えのない大きな箱が...
海野十三 「四次元漂流」
...しかも全く見覚えのない異様の人物...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...そこは全く見覚えのない...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...これが一向に見覚えのない...
大阪圭吉 「花束の虫」
...こんな見覚えのない手帳が僕の外套に入つてる...
薄田泣菫 「茶話」
...でもその時も全然見覚えのない人ではなく...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...全く見覚えのないのを見ると...
田山録弥 「あさぢ沼」
...いっこう見覚えのない顔である...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...それはまるで見覚えのないものだった...
豊島与志雄 「椎の木」
...また油絵の額なども掛っているが何れも見覚えのないものばかり...
久生十蘭 「魔都」
...殆(ほと)んど何も見覚えのない位であった...
堀辰雄 「美しい村」
...もう自分には殆ど見覚えのない最後の林らしいものが見る見る遠ざかって行くのを...
堀辰雄 「菜穂子」
...「わしには見覚えのない顔であるが」と老人がまた云った...
山本周五郎 「似而非物語」
...まったく見覚えのない顔だということを慥かめた...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...その時に待合所の女中か何かが見覚えのない小さな鞄を持って来たのを...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...見覚えのないものではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...それはまったく見覚えのない女文字で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...皆見覚えのない者ばかりなので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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