...殆ど見覚えのないものはない...
芥川龍之介 「あばばばば」
...また見覚えのないような感じがする...
梅崎春生 「幻化」
...さらに見覚えのない品物だ...
海野十三 「脳の中の麗人」
...その中に見覚えのない大きな箱が...
海野十三 「四次元漂流」
...そこは全く見覚えのない...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...………夢の中などで全然見覚えのない街を歩いて行って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「どうも見覚えのない顔だと思ったが...
谷崎潤一郎 「刺青」
...それは見覚えのない銘仙の衣類で...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...全く見覚えのないのを見ると...
田山録弥 「あさぢ沼」
...いっこう見覚えのない顔である...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...それはまるで見覚えのないものだった...
豊島与志雄 「椎の木」
...見覚えのない唇(くちびる)の軽い皺(しわ)のうちに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「お前の方で見覚えのないのも無理はない...
中里介山 「大菩薩峠」
...夢にも見覚えのない顔でしたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見覚えのない紫お召の羽織を着てゐた...
林芙美子 「瀑布」
...もう自分には殆ど見覚えのない最後の林らしいものが見る見る遠ざかって行くのを...
堀辰雄 「菜穂子」
...見覚えのないものではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...まるで見覚えのない牛の濁った眼が見える...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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