...見覚えのある独木舟(まるきぶね)が一艘...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...その中の一人は見覚えのある同じ学校の主計官(しゅけいかん)だった...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...保吉はこの機関兵の顔にどこか見覚えのある心もちがした...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...昔からここにある見覚えのある...
泉鏡花 「縁結び」
...それこそ河合少年の見覚えのある火星探険協会長のデニー博士であった...
海野十三 「火星探険」
...いずれも見覚えのある同志ばかりだった...
海野十三 「火薬船」
...あなたに見覚えのある品を選ってみて下さい」「はい...
海野十三 「地獄の使者」
...灰の固まり――それは確かに見覚えのあるものだった...
海野十三 「俘囚」
...たしかに私もその舞台顔に見覚えのある新劇俳優の藤田である...
太宰治 「斜陽」
...そこには見覚えのある山路があった...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...見覚えのある御道具が沢山あったが...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...欄間(らんま)には彼が子供の時から見覚えのある古ぼけた額が懸っていた...
夏目漱石 「道草」
...正三は見覚えのある小路を選んでは歩いてみたが...
原民喜 「壊滅の序曲」
...長谷川はなんだか見覚えのある顔だと思ったが...
平林初之輔 「五階の窓」
...私の見覚えのある古い円卓子(まるテエブル)の一部が見え...
堀辰雄 「美しい村」
...見覚えのある村の者どもが顔や手足を焼焦(やけこ)がして泣叫んでいる光景を彼れは夢みた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...見覚えのある顔だ――目だ――唇だ――すがただ」「ほ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...足がかりにした見覚えのある塀際のムクの木から...
吉川英治 「江戸三国志」
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