...機関士を見習う佐川二等兵の仕事は...
上田広 「指導物語」
...あられもない「白蛇のお由」と自分から名乗って伝法(でんぽう)を見習うようになったが...
海野十三 「白蛇の死」
...すぐぶつかるような時局柄(じきょくがら)をわきまえない安い西洋菓子のような若い女! あの人たちの表情を見習うんですな...
海野十三 「什器破壊業事件」
...他を見習うて真似するのでもない...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...今の青年は皆圭さんを見習うがよろしい...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...「あの人に見習うにはどうしたらいいか教えて頂戴(ちょうだい)な...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...その辺の資本家達の大いに見習うべき点ではないかと思う...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...わしの子で、兵道の家に生れたが、決して、わしを見習うな...
直木三十五 「南国太平記」
...別段見習うにも及ばない人間のようである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...父の意見で最も健実な勤め口だという裁判事務を見習うために県の首都(まち)へ送られたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...見習うて不届き至極の破壊主義を思いつくようでは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...いろんなことを見習うがいいと思う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この婦人のさばけた考え方を見習うがよいと言っているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...新介の刻苦(こっく)に見習うて...
吉川英治 「剣の四君子」
...(上(かみ)を見習う下(しも)だ――)と密かに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...わき道には見習うな」と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...「祖父を見習うてはいかぬぞ」それを...
吉川英治 「松のや露八」
...弟を見習うて来い...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索