...花火大会の見物席を予約した...
...高い見物席から海を見下ろした...
...野球場の見物席はいつも混雑している...
...見物席から見た景色は素晴らしかった...
...山の上からの見物席から、夕日が綺麗に見えた...
...見物席なる二階のボックスに突っ立ち上がり...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...見物席から見えないようにしてしまいました...
海野十三 「電気鳩」
...それに呼応する見物席のみごとな怒号が――ワンワンと頭をしびらせ...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...見物席は、にわかに、さわがしくなりました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...見物席はかたずをのんで...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...正面の見物席のうしろの一だん高くなったところに...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...見物席にふみとどまっている勇敢な人たちもありました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...見物席に当てられた応接間には...
谷崎潤一郎 「細雪」
...もっともそのスクリーンの周囲の同平面をふろしきやボール紙でともかくもふさいでしまって楽屋と見物席とを仕切るほうがなかなかの仕事ではあった...
寺田寅彦 「映画時代」
...大きな口をかっと開いて見物席の右から左へと顔をふり向けながら...
寺田寅彦 「柿の種」
...その前側の見物席はバレラスとかコントラバレスとか...
野上豊一郎 「闘牛」
...やってみたらどうだ」見物席の郷古あたりが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...わたしはまた以前(もと)の見物席の方へかえって来た...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...かれらを有頂天(うちょうてん)にさせようと願(ねが)っていたことだろう……けれども見物席(けんぶつせき)はがらがらだったし...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...――(見物席を指して)その辺に沢山...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...各夫人の見物席には...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「ここのホールの方が見物席より広いようね...
横光利一 「旅愁」
...見物席に納(おさ)まっている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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