...花火大会の見物席を予約した...
...高い見物席から海を見下ろした...
...野球場の見物席はいつも混雑している...
...見物席から見た景色は素晴らしかった...
...山の上からの見物席から、夕日が綺麗に見えた...
...見物席にまじっていて...
海野十三 「金属人間」
...見物席から見えないようにしてしまいました...
海野十三 「電気鳩」
...それに呼応する見物席のみごとな怒号が――ワンワンと頭をしびらせ...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...見物席のイスのあいだを...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...ぜんたいで三十数人にすぎませんが、よくめだつ警官服ですから、まるで、舞台も見物席も、武装警官で、いっぱいになったように感じられました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...二階の見物席への階段をかけのぼり...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...見物席の一隅に、制服制帽の場内整理係の男が立っていた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...正面の見物席のうしろの一だん高くなったところに...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...この見物席の根、つまり実際の闘牛庭(レドンデル)との境壁には、周囲に、高さ五呎(フィート)ほどの炭油(タアル)塗りの木塀がめぐらしてあって、そのところどころに、半狂乱の牛の角のあとらしいこわれが見えている...
谷譲次 「踊る地平線」
...ぼんやり周囲の見物席に見入ってるようでもある...
谷譲次 「踊る地平線」
...お君の眼では、馬場も、見物席も、晴れた空も、ボーッと霞のように見えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...またこの多数の見物席の中には...
中里介山 「大菩薩峠」
...見物席は石の塀で遮られてあるからそれより内へは容易に侵入することはできない...
野上豊一郎 「闘牛」
...かれらを有頂天(うちょうてん)にさせようと願(ねが)っていたことだろう……けれども見物席(けんぶつせき)はがらがらだったし...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...――(見物席を指して)その辺に沢山...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...――お客だ! 貴様達だ!(薄暗い中で、見物席に向つて、紙を切るためのナイフを手に持つて突出してゐるのがギラギラ見える)貴様達だ!声 (階下から女将の)秋ちやん! 秋ちやん! 何をしてゐるんだよ! 秋ちやん! サツサとして呉れなきや困るぢやないの! お客さんが見えてゐるのよ、秋ちやん!お秋 はあい! 恵ちやん、又、馬鹿を言つてゐるわね...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...忽ち見物席の全部に及んだ...
夢野久作 「暗黒公使」
...非常によい見物席を与えた...
和辻哲郎 「鎖国」
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