...たった一枚の見栄えのしない油絵の紛失について...
海野十三 「すり替え怪画」
...茶入はもつと見栄えがするやうになるだらうと考へました...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...見栄えはしなかったが...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...だがその頃は僕ももっと見栄えがしたものだよ...
豊島与志雄 「道連」
...八ツ手の花よりも更に見栄えのしない花である...
永井荷風 「枇杷の花」
...根っから見栄えのしない...
中里介山 「大菩薩峠」
...新しく異なる環境で見栄えを良くする...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...長身で見栄えが良く...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...グラハムページとかいふ車であんまり見栄えはしないが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...この男はこざっぱりして見栄えがよく...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...第一あんな泉水へ持つて行つたつて何の見栄えがするわけぢやなし...
牧野信一 「雪景色」
...すばらしく見栄えがしますな...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...どちらも見栄えのしない地味すぎる柄あいなので...
矢田津世子 「父」
...日ごとに見栄えがしてきた折から...
吉川英治 「江戸三国志」
...かねがねアルカージイが伯爵のさっぱり見栄えのしないみっともない御面相に取って附ける妙を得ていた...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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