...人音のないのを見定めると...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...よく見定めるのです...
海野十三 「千早館の迷路」
...室内をどうやら見定めることができるようになった...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...煙の中から突然現れた怪しい男が何者であるかを見定める餘裕(よゆう)もなく...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...彼が彼の推理に私が同意したかどうかを見定めるために...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...幾何学を総合的に取り扱って分類するにはそれ故各々の幾何学の基礎に如何なる公理が横たわっているかを見定めることが最も正当な道であると云わなければならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...二人にとって幸か不幸かはわかりませんが――下なる人の正体をある程度まで見定めるには...
中里介山 「大菩薩峠」
...その闖入の動物のなにものであるかを見定める労力と...
中里介山 「大菩薩峠」
...「これを見定めるには三月かかったよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「これを見定めるには三月かゝつたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを見定めると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前が家の中へ入るのを見定めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相手を平次と見定めると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分はどこまで進んでゆけるのかを見定めるすべを彼女は知っていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...よく見定めることの出来ない...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...たった一羽の相手を見定めるのであろうかということであった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...もう一度よく見定めるつもりで...
夢野久作 「暗黒公使」
...これでよしと見定めると...
吉川英治 「源頼朝」
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