...しかし此の毒草とせりやにんじんのやうな野菜とを見分けるにはごく簡単に...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...彼はハリーが危ない跳び方で飛び降りた場所を見分ける事が出來た...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...彩色(さいしき)等の善悪(よしあし)を見分ける鑑識も必要であります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...自分の知った人の中には雀(すずめ)の顔も見分ける人はあるが...
寺田寅彦 「自画像」
...真実(まこと)を見分けることができぬようになる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼は見分けることができなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...見分けることができるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを見分けることが甚だ困難なのである...
豊島与志雄 「風俗時評」
...その白さでなお見分けることができていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ほとんど彼女の姿を見分けることができないくらいだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父の顔を見分けると涙を流した...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...知人の顔を見分けることができた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...そこに描かれてある対象のほとんど何物をも見分けることの出来なかった作品であった...
堀辰雄 「窓」
...そこに描かれてある對象のほとんど何物をも見分けることの出來なかつた作品であつた...
堀辰雄 「窓」
...もとのぬり色ももう見分けることができなくなっていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...薄暗い食堂の中の物を見分けるまでには...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...誰も容易に見分けることができる...
柳宗悦 「工藝の道」
...それが牡牛だということを見分ける...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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