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ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...梨か林檎か見分けるのが困難であった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...大きい方の端では触角を見分ける事が出来...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...有毒蕈とを見分ける事は専門家でない人には出来ない事です...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...私達の両親は兄弟を見分ける唯一の目印にしていました――まるで同じ鋳型で作られでもした様に...
江戸川乱歩 「双生児」
...自分の知った人の中には雀(すずめ)の顔も見分ける人はあるが...
寺田寅彦 「自画像」
...真実(まこと)を見分けることができぬようになる...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...――彼は自分の考えを明らかに見分ける隙(ひま)がなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...またジェラールの帽子とエルボーの帽子とをもみごとに見分けることができた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どうすれば眉(まゆ)と眉の間の黒子(ほくろ)を見分ける必要品になるのか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...生じる心象の活気の優位を見分けることは不可能である...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...彼は兄弟たちの顔と動作しか見分けることができなかった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...君は玉子が新鮮かどうかを如何して見分けるか知つてゐるかね?熊 日光のなかに置いてそれが透明かどうかを見分けるんでさあ...
堀辰雄 「匈奴の森など」
...そして次第にその變じて行く形勢を見分けることが出來た...
森鴎外 「栗山大膳」
...この記事がそうした人気や風俗の移りかわりを見分ける標準となったら幸である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...この表現を見分けるか見分けぬかが又番頭さんの腕前の分かれるところで...
夢野久作 「鼻の表現」
...ラ・ブリュイエエルの百姓はもう同族のものを見分けることができないだろう...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...五種類に見分けることができた...
和辻哲郎 「京の四季」
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