...尚ほ一段の深い意義を分業に見出すべき事実が別に存在する...
石川三四郎 「社会的分業論」
...とても句に興味を見出すことすらできないだろうと思います...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...私は一つも見出す事が出来ませんでした...
太宰治 「トカトントン」
...学問性の区別を見出すこと...
戸坂潤 「科学方法論」
...客車のなかで見出すのである...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...自由な意見を吐く者を見出すと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...市内に潜んでいる者は之を見出すこと容易ではない...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...バルブュスに見出す...
豊島与志雄 「情意の干満」
...孟子等に屡々夏殷周の三代にかけて一つのことを異つた名を擧げて居ることを何人でも見出すであらうが...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...どうにもこうにも米友に近寄る隙さえ見出すことができません...
中里介山 「大菩薩峠」
...同じ類似と再現とを見出す...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...我々は古人の中にさういふ人間離れした決斷のいくつかの實例といくつかの讚美とを見出す...
堀辰雄 「色褪せた書簡箋に」
...ひとは歴史的發展に關するベルンハイムの規定のうちにも同樣の思想が言ひ表はされてゐるのを見出すであらう...
三木清 「歴史哲學」
...早晩予防の手掛りを見出すかも知れない...
森鴎外 「妄想」
...ましてどこかに開けた天地を見出す限り...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人は真の故郷を見出すのである...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...真実の自己を見出すことを得...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...その自然的水準を見出すに委ねられている時には...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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