...彼等が米国の子供に似ていることを見出す...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...没落の恐怖に怯えている我が小商店の更生の道を見出すことが出来るであろう...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...鳶や蝸牛などにも人性を見出す人である...
高浜虚子 「川端茅舎句集」
...探しても探しても容易にその踪跡を見出すことが出来なかつた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...人間の見た自然の運動にはおそらくなんらの方則を見出すことも出来ないだろう...
寺田寅彦 「方則について」
...ただ私の問題は幾何学が他の数学から区別される処の特徴を見出すことそのことであるのを忘れてはならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...それ故正しく云えば感覚が独立するためには自らの内に直観空間の規範そのものではなくして而もそれに相当する規範性を見出すことが必要となる...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...同様な楽しみを見出すだろう綾子が...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...一種の享楽を見出すのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...内なるものを外に見出す意味で深い象徴である...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...これはまたしても芸術の中に生活を見出すことのない...
中原中也 「新短歌に就いて」
...微妙な手掛りを見出すのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文学が科学的研究の対象になり得ないと考へる論拠を何一つ見出すことができないのである...
平林初之輔 「文学方法論」
...そして「私は少くともその中間に立つ直観のうちにおいてのみ私の安心を見出す...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...そしてそこに蘭軒の身上に重要なる事のあるのを見出す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そこには彼の根本思想を見出す鍵すらかくれている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしを賢者にするだけのものを十分に見出すはずである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...調法な男を見出すと...
吉川英治 「新書太閤記」
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