...今日は国内でかように愉しい安楽を見出すしあわせを神に感謝した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...「そのような不可思議な事に対して懐疑的である坊さんを見出すのは愉快な事ですな」「いやいや」と坊さんはおだやかに答えた...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...構成以前の対象概念――研究の対象――は研究すべく与えられたる常識概念に於てその実例を見出すと考えられる...
戸坂潤 「科学方法論」
...それは一切の現象に例外なく当て嵌まるような普遍的関係を見出すまでである...
戸坂潤 「科学方法論」
...普通の意味で存在と名づけて良いか悪いか判らないような一種の殆んど全く新しい存在を吾々は見出す...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...無の論理は事物の「論理的意義」だけを問題とするのである(こういう「意味」的方法のカリケチュアを読者は西田学派的美学の内に見出すことが出来るだろう――植田寿蔵氏)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...いつも変わらぬ同じ顔をそこに見出すのが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ドストエフスキーに見出す...
豊島与志雄 「情意の干満」
...あなたのほかに見出すものがありましたら不思議でございます」「弁信さん...
中里介山 「大菩薩峠」
...怪しい点の何者をも見出すことは出来なかった...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...君の一面に斯る境地を見出すことは稀有の悦びだ...
牧野信一 「ゾイラス」
...成長してくるものに職業と食物を見出すことの全然不可能なるを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼らがそこに彼ら自身の理由を見出すようにしなければならぬ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...生きるつてことにちつとも興味を見出すことが出来ないんですもの...
水野仙子 「脱殼」
...その主張を躊躇する理由を見出すことができない...
柳宗悦 「工藝の道」
...私などはどうもその証拠を見出すことができない...
柳田国男 「海上の道」
...この意味における名字を最も豊富にかつ趣味多く見出す事のできるのは『吾妻鑑(あずまかがみ)』であります...
柳田國男 「名字の話」
...あらゆる宝石の充ち溢れた繁華な町や州の多くを見出すことを...
和辻哲郎 「鎖国」
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