...アツポクタスの言説の中にも見出される...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...北方の洞窟で見出される陶器の特異な形式を知り...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...至る処に悲痛な歎きが見出される...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...どうしても耳に入らぬ人が現代のいわゆる知識階級や立派な学者の中にでもいくらでも見出されるのは面白い現象である...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...選択の原理も亦今のこの意味関係を他にして見出されることは出来ない...
戸坂潤 「科学方法論」
...主観と客観との間には一応このような現象上の相対性が見出されるということを彼はここで第一に告げているのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...対象そのものの構造に於て――吾々の認識の作用に於てではなく――見出される合目的性...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...併し之は云わば科学の単に内部的な処に見出される原因でしかない...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...一つは階級的な相貌に見出される特色であり...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...それの歴史的(社会的)存在との間には間隙が見出されるであろう...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...それに価値を見出されることは稀である...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...旅の歌が作の全部となつた頃僅に見出される純抒情詩で縹渺たる趣きはあるが中味の捕へようのないものが多い...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...作者としての回答は作品そのものに見出されるので...
平林初之輔 「「華やかな罪過」作者として」
...そこに作者自身の世評に對する反抗と自己辯護とが明確に見出される...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...若い世代の結婚や家庭の持ちかたに見出されるべき新しい価値があるとすれば...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...私はいつも粉板に見出される尽きぬ雅致を愛する...
柳宗悦 「工藝の道」
...おそらく見出されるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...見出されるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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