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饗庭篁村 「木曾道中記」
...この協力が恋愛を通じて行はるると同時に新しき思想を有する男女は最早恋愛をもつて他の目的を達するの手段と見做すことは出来なくなつて来る...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...一種の八百長とも見做すべきもので...
丘浅次郎 「疑ひの教育」
...其の問題が解決せられ終つたものの如くに見做す癖の生ずることを避けて...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...南部氏が津軽家を以て祖先の敵であり旧領を押領せるものと見做す事...
太宰治 「津軽」
...いはば私の外に存在するものから取つてこられたものと私の見做すところの觀念について...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...であると見做す間は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして確かに私は何らかの神が欺瞞者であると見做すべきいかなる機会も有しないのであり...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...他面之を哲学上の労作と見做すならば...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...科学に於けるこの天下り式方法を自然弁証法や史的唯物論だと見做すのが...
戸坂潤 「科学論」
...この「本質的な外見」を何等かの外見と見る代りに何等かの本質自身と見做すならば...
戸坂潤 「技術の哲学」
...又主観が世界を空間の内にあるかのように見做すのでもない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...相反した主張を有つ二つの観念形態はお互に他を虚偽意識と見做すのを常とする...
戸坂潤 「辞典」
...そういう歴史的法則を論理と見做すことも...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...総てが日本型ファッシズムに集中していると見做すことが出来る...
戸坂潤 「唯物論とファッシズム」
...存在をそれ自體に於て完了したものと見做すところの...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...眞理をもつて人生に有用なるものと見做すところのプラグマチズムの迷妄を排除せしめるであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...唯物辯證法をもつて一の不可能なる概念と見做すところの思想は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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