...医学の及ばざるを以て人力も神力も及ばざる処と見做すに至りしは実に人類の大損耗といわざるべからず...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...殆ど全部数学の応用と見做すべきものであつて...
丘浅次郎 「固形の論理」
...其の問題が解決せられ終つたものの如くに見做す癖の生ずることを避けて...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...運動をかくの如き量としてのみ見做す物体論が運動学である...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...又主観が世界を空間の内にあるかのように見做すのでもない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...力の場の存在を空間時間の曲率の存在と同価物と見做す...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...物質を一つの今云った新しい意味での波動現象と見做すことによって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...理性乃至悟性の観念的自発性による単なる構成だと見做すことに存する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...と私かに信じているものと見做す他はあるまい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...すでに私が幾何学的空間と直観空間との区別を指摘したように前者が後者に基きながらも結局後者とは区別されねばならなかったことから見ても空間をただ一種のものと見做すのは独断でなければ無造作の故である...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...其誇張の適例とも見做すべき詩文の中にも...
原勝郎 「貢院の春」
...彼等が吾々を友人と見做すことが出來るやうに...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「非暴力」
...固よりゲーテを単なる保守主義者と見做すことは当らないであらう...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...他を緯と見做すこともできやう...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...更に斯く規定されることによつて存在は現實的には初めて存在すると見做す點に於ては...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...眞理をもつて人生に有用なるものと見做すところのプラグマチズムの迷妄を排除せしめるであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...この間の轉換がただ賭による意志決定を通じて可能であると見做す點に於て...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...歴史的意識が非歴史的と見做すこのやうな實用主義的史觀には次の如き非歴史的な人間學が結び付いてゐたのである...
三木清 「歴史哲學」
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