...職業(くち)の方だツて見付けるに都合が可(いい)んだ...
石川啄木 「漂泊」
...「奉公口を見付けるまでといつても...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...四ツ角を見付けると嬉しそうに両手をあげ...
海野十三 「西湖の屍人」
...天才を見付ける事の困難を論じ...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...潜れたる形相 Eidos を見付けること...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...声も立て得ぬ憤激が捌(は)け口見付ける強烈な夜(よる)を望んでゐたのです...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...山を見付けることができない...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...もっと浅くて水の出る場所を見付ける筈だ――いくら山城の井戸でもこんなに深くては物の役に立たない...
野村胡堂 「古城の真昼」
...勘六はあっしが見付ける前に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何んのために給料を貰つてゐるんだか解りやしない」「死骸を見付ける前に水を汲まなかつたのかい」「汲みましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何のために給料を貰っているんだか解りゃしない」「死骸を見付ける前に水を汲まなかったのかい」「汲みましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お元が死骸を見付けるまでの四半刻(三十分)ほどの間だ」「一度手洗に立ったが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「怖いことですね」「だからお前も早く嫁を見付けることだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私を見付けるとやつて来て何やかや話をして居た...
平出修 「二黒の巳」
...ギギンボ(自然薯の一種)を見付けるとその薯根起(た)ち出て一雛を食うた...
南方熊楠 「十二支考」
...山の中でまご付いてをるのを見付けると...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...たまたまその居処を烏が見付けると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それからこの遺言書をこの卓子(テーブル)の上で見付けると直ぐに一つのトリックを思い付て...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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