...しかしてそれを見付けるのにはニュートンを待たなければならなかった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...徳永を踏台(ふみだい)にして他の仕事を見付ける意(つもり)でいたのだから...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...好い塩梅(あんばい)に幸子がひとり長椅子に臥ころんでいるのを見付けると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」「書く樣な仕事を見付けるさ...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...強いて云えば天気の晴曇や日常の支障というような偶然の出来事のために一日早く見付けるかどうかという事が問題になるだけであろう...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...太いけれども短くてまだ折るに早いものを見付けると...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...並に就職口を内地に見付けるために帰って来たというのである...
戸坂潤 「社会時評」
...いきなり新しい足跡を見付けるなんぞというのは余程運がいい方で...
中島敦 「虎狩」
...藻と章魚の足とがもつれあつてゆら/\となびき出てゐるのを見付けることがある...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...勘六はあっしが見付ける前に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何のために給料を貰っているんだか解りゃしない」「死骸を見付ける前に水を汲まなかったのかい」「汲みましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...左だ」僅かな火焔の隙間を見付けると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その後からついて行く平次を見付けると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「怖いことですね」「だからお前も早く嫁を見付けることだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...間もなく味噌汁臭い縞の前掛を見付けると「こいつは誰の前掛だ」「与之助どんので」「しめた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...花見船を見付けることなどは思いも寄りません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何處に隱したか見付ける工夫がなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...青塗りに金縁(きんぶち)の籠を見付けると...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
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