...もちろん実際は自分の姿を見付けることはできないであろうが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...私達はやっと片隅に小さい卓子(テーブル)を見付けることが出来た...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...彼はそれを見付けると...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...蜂を見付けると、私は中庭で遊んでいる子供達を呼んで見せてやった...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...私は容易におまへを見付ける...
中原中也 「疲れやつれた美しい顔」
...美しく冷たいのを見付けると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――溝や下水じゃ誰が見付けるかも分らない」「…………」「下手人は恐ろしく食えない奴だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...利八の巣を見付けるのはわけもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この上はガラツ八が午吉を見付けるのを待つ外はないでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左だ」僅かな火焔の隙間を見付けると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それ一人でも私共兄妹の手に余ります」「――」「伊八は私共を見付けると――おや栄屋の倅(せがれ)と娘ですぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次第に見付けるのがむづかしくなりさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...花見船を見付けることなどは思いも寄りません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見付ける事ができたのか...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...ウロウロしてゐた少年は庭隅の雛菊を見付けると...
牧野信一 「雛菊と雲雀と少年の話」
...山の中でまご付いてをるのを見付けると...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...食卓の上の五もく鮨を見付けると指でひと撮み口へ投りこんでおいて...
矢田津世子 「女心拾遺」
...そんな処を見付けると彼は大喜びで...
夢野久作 「木魂」
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