...見る影もなく病み耄(ほう)けていたが...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...全く妙子の姿は見る影もありません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...見る影もない乞食の死骸――と思うと大違い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...竹の柱に茅(かや)の屋根といふ小唄の文句の通りの見る影もない庵室の奧に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もなくなっている上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見る影もなく萎(しな)びておりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見る影もない身扮(みなり)ながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...溝口屋の裏に住んで見る影もなく生きてゐる馬吉だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない死にようですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見る影もない躄(ゐざり)の乞食老爺で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この見る影もない老人の眼が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない姿を橋の袂にさらし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まことに見る影もない裏長屋――といっても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まことに見る影もない姿ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もなく変って居りましたが...
野村胡堂 「死の舞踏」
...見る影もないと言われた阿夜子の顔に――...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...見る影もなく悄然(しょんぼり)となった彼女の...
夢野久作 「少女地獄」
...――その一瞬の間に武蔵のすがたは見る影もなく変っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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