...見るからに唾(つば)を飲まざるを得ない...
泉鏡花 「薄紅梅」
...それは見るからに逞しそうな...
犬田卯 「競馬」
...よく相談して見るから」と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...見るからに気味のわるい風景です...
海野十三 「怪塔王」
...見るからに頭の痛くなるような複雑な構造になっていた...
海野十三 「月世界探険記」
...見るからにひいやりとさせる...
大杉栄 「獄中記」
...見るからにおぼつかなげな外光が...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...亂れた藁の上を偃うて半ば枯れた葉の間に轉がつてぢり/\と日光に照りつけられて居るのは見るから暑さうであるが此の松蔭の草の中に積まれたのは極めて凉しい感じである...
長塚節 「白甜瓜」
...物を見るから働くというのは...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...見るからに生気がなく...
原民喜 「氷花」
...園の兄妹(きやうだい)は三人とも見るからに正しい武家の血を引いて胸深い義侠と質実さと...
牧野信一 「淡雪」
...その光景は見るからに怖ろしいものだつた...
牧野信一 「初夏」
...見るからに長身の立派やかな男で...
牧野信一 「まぼろし」
...此方(こっち)がその気で見るからこの辺ばかりウロウロしているようにも思えるが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...ながめかる海人の住処(すみか)と見るからにまづしほたるる松が浦島と源氏は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...長く瞑想静観にひたるのを見るからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――肩幅の広い見るからに一曲(ひとくせ)ありげな人物である...
吉川英治 「剣難女難」
...それは見るからに哀れな親子の舟芸人で...
吉川英治 「新・水滸伝」
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