...一木を見どころのある男として目をかけ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...見どころのある男子の口にせぬものです...
太宰治 「新ハムレット」
...あれは見どころのある...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...しかしこの映画を一種の純粋な情調映画と見なし「俳諧的(はいかいてき)映画」の方向への第一歩の試みとして評価するとすれば相当に見どころのある映画だと思われる...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...なかなか見どころのあるようだと思っているんだが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...見どころのあるものをえらんだ...
室生犀星 「生涯の垣根」
...なかなか見どころのある若者となったので養父母も大きに悦(よろこ)び...
山田美妙 「武蔵野」
...こ奴はおれよりも見どころのある奴だと私は思った...
横光利一 「夜の靴」
...(いずれはどこか見どころのある男にちがいない...
吉川英治 「黒田如水」
...何か見どころのある人物にちがいあるまい)と...
吉川英治 「三国志」
...暇を出すといっておいでたかえ」「それもなかなか仰っしゃらないで――見どころのある小猿だが――と思案していますから...
吉川英治 「新書太閤記」
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