例文・使い方一覧でみる「見ているだけ」の意味
スポンサーリンク...僕にはそばで見ているだけでも恐ろしいがなあ... 
有島武郎 「或る女」
...見ているだけでも...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...余り目まぐるしく繰返すので、見ているだけで、こっちの神経がいらいらしてくる...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「妖影」
...なまじいにその水々しい姿態を朝夕見ているだけに...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...あの青脹れた鈍感な顔を見ているだけでも...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...横腹をそっと押してみたりしては首をかしげて見ているだけであった...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...彼を見ているだけで...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...長いあいだ見ているだけでした...
新美南吉 「かぶと虫」
...ただ同山にはその山面の草地にキスゲ一名ユウスゲ一名ヨシノスゲ一名マツヨイグサ（同名がある）すなわち Hemerocallis ThunbergiiBakerを見ているだけである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...須永 え？ ……（私が顔を見ているだけで何も言わないので...
三好十郎 「冒した者」
...阿闍利さまのお話をおききするよりも悠閑（のんびり）とお笑いになるお顔を見ているだけでも...
室生犀星 「あじゃり」
...わたしは人間と云う奴の苦むのを見ているだけだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
...文書などは少しながく見ているだけで気が遠くなってしまう...
山本周五郎 「竹柏記」
...湯から上って来た妻はぼんやりと見ているだけだ...
横光利一 「夜の靴」
...遠くから見ているだけなので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...睨（にら）まえて見ているだけだった...
吉川英治 「無宿人国記」
...母が立ち働く姿を見ているだけでも歓（うれ）しかった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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