...只の一度も見ていない*...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...死貌(しにがお)をおれは見ていない...
梅崎春生 「狂い凧」
...わたしは何も見ていないと...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...それは寧ろ空間自体――夫が何であるかを吾々はまだ見ていないが――から来る筈ではないか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...何も見ていない白痴の眼だ...
豊島与志雄 「憑きもの」
...きっと人の見ていない機会を偸(ぬす)んでやらなければ利(き)かないという言い伝えを...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...絶対にジェシ・ハーコートお嬢様を見ていない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...だれも見ていないと考えておいででしょう...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...たった一つの命にしか命のあたえてとしての価値を見ていない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は決してクロニクル風に平面に見ていないのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はもうあの時のような幼稚な心で人生を見ていない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...見ていない振りしていらっしゃるものよ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...即今より以外には見ていないのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...まだ実物を見ていない...
柳田國男 「食料名彙」
...「私はどちらの顔も見ていない」と彼はまた云った...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...」矢代は自分の見ていないとき截り斃されるか知れぬ欅の様子を感じたので...
横光利一 「旅愁」
...自分は見ていないが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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