...「その路があいにく見つからないのです...
芥川龍之介 「河童」
...ボオドレエル的色彩などは全然見つからないのに違ひない...
芥川龍之介 「本所両国」
...丸木の骨が見つからない...
海野十三 「火星兵団」
...それがまだ見つからないのです」「それじゃあ想像にすぎない...
海野十三 「金属人間」
...先生はどこにも見つからないのよ...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...成るべく見つからないやうにしてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...いも)昼飯はぬき・まことお彼岸入の彼岸花・よべのよい雨のなごりが笹の葉に・道がわかれて誰かきさうなもので山あざみ・レールにはさまれて菜畑もあるくらし(踏切小屋)・山ふかく谺するは岩をくだいてゐる音蛙とびだしてきてルンペンに踏み殺された・仕事は見つからない眼に蜘蛛のいとなみ・あれが草雲雀でいつまでもねむれない・旅のからだをぽり/\掻いて音がある九月廿二日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...あなたの室を探したけれど見つからないので...
豊島与志雄 「反抗」
...ちょっと見つからないうちに...
夏目漱石 「門」
...小僧の倉松と藝子が一人見つからないさうですが――でもこれだけで濟んだのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先生自筆の速達絵はがきが見つからないが...
長谷川時雨 「古い暦」
...「探し物が見つからないときは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...なぜ見つからないのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...人に見つからないうちに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...しかし今日までまだどこにも野生のものが見つからない...
牧野富太郎 「寒桜の話」
...どこからどんな風に言えばよいのか直ぐには言葉が見つからない...
三好十郎 「おりき」
...どこから手をつけて良いのか企画の端緒が見つからない...
横光利一 「夜の靴」
...うまい仕事も見つからないので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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