...黒ずんで見た目がわるいだけのことで...
海野十三 「火薬船」
...……今お前さんが私を見た目つきが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...それは見た目にシナの文や詩のような感じがするのみであって...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...見た目には美しくて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...わたしが見た目では全く...
中里介山 「大菩薩峠」
...見た目にも落付きがあって美しいと思った...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...見た目には絵画的だ...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...まだしも見た目に...
長谷川時雨 「桑摘み」
...例の山木が「すず本」をぬけ出したのを見た目撃談が主で...
久生十蘭 「魔都」
...だから、見た目はいいし、味も、サラッとしていて、僕なんか、いくらでも食える...
古川緑波 「下司味礼讃」
...まあ/\見た目七分入ってる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...河口石狩の港を距(へだた)る四十里――水路あれども運輸すこぶる困難なり――見た目に不可能と映った...
本庄陸男 「石狩川」
...決して見た目のいゝものでは無かつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...何事にも見た目があれば裏があらあ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...女の服が並んで掛けられてないことは見た目だけにも寂しい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...見た目の恰好だけついてりゃそれで文句ねえんだ...
山川方夫 「その一年」
...ここの仕事は初めは見た目は楽だがだんだん薬品が労働力を根柢から奪っていくということに気がついた...
横光利一 「機械」
...あの壁画の阿弥陀を見た目でこの画に対すると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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