...そのかごのふたをあけて見かけるはずみに...
鈴木三重吉 「小犬」
...ここの街上で見かける紳士はどこまでもふるい英吉利(イギリス)国の紳士であり...
谷譲次 「踊る地平線」
...孜々(しゝ)として自然の神秘に向つて進んで行く人のするのを時として見かける...
田山録弥 「エンジンの響」
...私は見かける度に...
徳永直 「あまり者」
...彼等の姿を見かけることもめったにありませんでした...
豊島与志雄 「土地に還る」
...汽車の中で見かけることがあった...
原民喜 「翳」
...彼が獲物を探しに行く姿を見かけると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...遠くから彼の姿を見かけると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...このへんで多く見かける小鳥は鶺鴒...
堀辰雄 「手紙」
...二人ともときどきその道で見かける品のいい老婦人たちだつたが...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...心理主義の描写という批評の言葉も見かけるし...
宮本百合子 「観念性と抒情性」
...またしばしば見かけるありふれた品に過ぎない...
柳宗悦 「工藝の道」
...散歩のたびに見かけるのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...町で見かける犬の数が多かった...
柳田國男 「どら猫観察記」
...普通の婦人にも時々見かけるが...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...石の地蔵尊を路傍に見かけると...
吉川英治 「私本太平記」
...よく見かけるのを注意していると...
吉川英治 「新書太閤記」
...その家は戦災後の東京でよく見かけるような...
和辻哲郎 「夢」
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